カープ前半戦総括

明日からプロ野球後半戦スタート。
交流戦が始まってから以前ほどオールスター明け=後半戦スタートという感覚が薄まってきていますが、一応一区切りということでカープの前半戦を振り返っておきたいと思います。
86試合で34勝50敗2分、借金16。
簡単に言えばボロボロの成績です。
低迷の原因はたくさんありますが、やはり故障者が多すぎましたことを含めて投手陣でしょう。
大竹開幕間に合わず、復帰しても本調子にないまたリタイア。
永川はここ数年でも一番悪い出来でスタートしてすぐに故障、復帰してもコントロールも球威も本調子には程遠く再調整。
シュルツは腰痛でリタイア。
カープは点をたくさん取って打ち勝つチームではなく、少ないリードを後ろのピッチャーで守りぬくチームですので、信頼していた後ろのピッチャーがことごとくいなくなってしまった事で勝ちパターンが無くなってしまいました。
こうなると大量点を取る以外今日はもらったなという試合展開が無く、どうしても厳しくなってきます。

打線のほうは栗原が途中故障離脱、チーム打率もホームランもリーグ最下位、なのに得点は1位2位とは大きく離されているとはいえリーグ3位です。
先日の4連続完封負けのようにちょっと歯車が狂うとボロボロになってしまう危うさはありますが、機動力を使う野球が実践できていることに他ならないと思います。
数字に残る盗塁はもちろん、盗塁しなくても走るぞ走るぞとランナーがプレッシャーをかけることによって連打が繋がった結果だと思います。
期待の岩本もやっと結果が出てきました。
基本は機動力野球、つなぐ野球だけど、もうすぐ戻ってくる栗原や岩本、嶋らのパワーを組み合わせることヒットの延長でホームランもあるよという打線になればもっと点が取れる面白い打線になると思います。

前半戦で一番記憶に残っているのは楽天に4試合全て負けたことです。
楽天の監督は去年まで広島を率いていたマーティー・ブラウン監督。
解説者時代に野村(謙二郎)監督はマーティー采配をボロクソに言っていました。
だが実際に自分が監督としてチームを率いてそのマーティーと戦ったら一度も勝てなった。
野村監督は非常に悔しかったことだと思います。自分も本当に悔しかった。
色々移籍した選手達と戦ってやられてきましたが、その中でも一番悔しかったかもしれません。
野村監督はまだコーチ経験も2軍監督経験も無い中で就任した監督1年生です。
楽天戦の4連敗を含めて前半の苦しい戦いで解説者として批評することと実際に自分が監督としてチームを率いて戦うことの違い、やりたいことができないもどかしさ、思ったとおりにならないことの連続で監督の難しさを痛感したと思います。
特に出来る補強が限られているカープではなおさらです。
一つの負けも勝ちも全て勉強、前半これだけ苦しい戦いだったことを生かして一歩一歩良い監督になっていって欲しいと思います。

後半戦は借金16から一気に目指せ5割といっても残念ですが現実味が全くありません。
一個一個借金を減らしていくしかありませんので、1試合1試合大事に戦っていく中で個々の選手がレベルアップしていくことでチーム力を挙げていって欲しいと思います。
その結果でクライマックスシリーズ争いに食い込めれば・・・と思います。
当方去年も後半戦開始時には完全に心折れていましたが、他力本願で知らぬ間にクライマックスシリーズ争いに加われていました。
良いか悪いかは簡単にいえませんがクライマックスシリーズはそういう制度です。
全国のカープファンの皆さん、岩本や中田等若手選手の成長に期待しつつクライマックスシリーズ進出の淡い望みを失わずに後半戦も頑張って応援しましょう!!