河内貴哉引退

昨日カープの戦力外通告選手が発表され、河内貴哉投手、戦力外→引退となりました。
悲しく寂しいですね。
こちらでも前書きましたが、河内を大成させられなかった、大野2世というよりも和製ランディ・ジョンソンに出来なかった事がカープ超長期低迷を象徴していると思います。
カープがドラフトで珍しく競りに行って抽選で当てたその年1番注目されていた選手です。
何よりストレートが速く力強い、スライダーもキレキレ。
ただ気持ちが弱かった。フォームで悩むことが多く、それが大きく飛躍できなかった一番の原因だったと思います。
だからこそこれだと決めたらそれで自信をもっていけばいいんだよと指導してくれる指導者とめぐり合えなかったことが悔やまれます。絶対に大物にしてあげないといけない素材でした。
その後大きな怪我をして育成契約に。正直この時点でもう1軍で投げる事はないのかなと覚悟していましたが、投げられない時は地道にランニングランニングランニングと走り続けて河内は帰ってきました。
和製ランディ・ジョンソンとは似ても似つかない130キロ弱のストレートと変化球でタイミングを外す左のリリーフとして。元のイメージ皆無のモデルチェンジ。もう無理だというところからもう一回投げたい一念で死ぬほど努力してきたんだなというのが伝わる新・河内貴哉でした。
河内を育てられなかったのがカープであれば、ここまでチームに残し続けたのもカープだからこそだと思います。他球団なら育成契約になる段階で終わりかなと思いますし、もう一回投げられるとは思えない状態でした。
チームとしてはお金がないんだからその姿勢は崩さずに、選手達、特にファームで走る姿を見ていた選手達はその姿を忘れずにいて欲しいと思います。自分も復活のマウンド忘れません。
河内投手、お疲れ様でした。ゆっくり体を休めてください。