胆嚢摘出術日記12 手術

入院の翌日手術です。
血圧、検温ともやはり高いので手術できなかったらいやだなという心配ばかりしていたのですが、特にそのようなことはなし。
手術担当してくれる副執刀の先生や麻酔科の先生があいさつに来てくれます。
当日予備麻酔?のようなものを手術数時間前から点滴で打ち始めて完全に眠りに落ちるという事はないのですが体に全力では力が入らない感じ。
手術前やはり緊張するのでこの時点では早く始まって早く終わってくれないかな。手術開始13時予定、手術想定時間3時間~3時間半位とのことなので早くその時間になってくれないかなと思いながら過ごしていました。予備麻酔打ってもまだ本を読むくらいの力はあったので読書しながら。
そして時間に。
手術室まで看護師さん付き添いありの自力で歩いて行って到着。
中に入って手術室担当の看護師さんたちとご挨拶。
もろもろ済んで手術台に自力であがり仰向けに。
仰向けになって麻酔を口のところに持ってきたなと思ってすぐ「それでは麻酔入りますね」と言われたら・・・もうそこで記憶ありません。
次に記憶が戻ったのは「山口さん、手術終わりましたよ。わかりますか?」
と声をかけられた時。
麻酔中は記憶ないから手術あっという間に終わるよとは聞いていましたが、体感したら本当にあっという間。体感10秒くらい・・・ですが
次に主治医であり執刀の先生にかけられた言葉は「いやあああああ大変でした。やはり開腹になりました」
とのこと。
おぼろげな記憶の中まあそうだろうなと、とりあえず終わってよかったと一安心。
手術台から入院用のベッドに移されて(この時はもちろん他力)部屋に帰ったのですが、その時に聞こえてきたのが面会時間終了のアナウンス。
これ確か昨日19時に聞いたような・・・予定時間3時間くらいと言っていたのにもうそんな時間なの?と考えるくらいの余裕はありました。
病室まで運ばれてきて聞いたらやはり手術6時間かかったとのこと。
母が手術終わりの時刻16時に来てくれていたのですが、全く終わる気配がないので心配で心配で仕方なかったとのこと。そりゃそうだ。自分も逆の立場で手術終わる時間待ってたら根っからのチキンですから吐きそうになっていたことでしょう。
体中管だらけですがこの時点ではまだそんなに体にダメージ感じませんでした。要安静ですがまだ手を動かす力くらいはあったのでちょっと落ち着いた後に携帯ラジオで野球中継聴きましたがカープ負けていたのでそっと電源を切り眠ろうと思いました。